流行に左右されることなく、古き良き時代の日本文化を大切にしている浅井カヨさん。平成という時代も間もなく終わりを告げようとする中、独自の美意識を貫いている浅井カヨさんに注目してみました。
浅井カヨは男性なのか?年齢や旦那様はいるのか?モガとは何なのか?そして浅井カヨさんに憧れる人が続出している理由についてまとめました。
浅井カヨさんと大正ロマンを楽しむ時間をどうぞ最後までお楽しみください。
Contents
大正ロマンを愛する浅井カヨ!一体何者なの?
ファストファッションに身を包む日本人が多い中、時代に逆行するかのように、大正時代のレトロなファッションを楽しむ浅井カヨさん。どんな方なのでしょうか?
浅井カヨは男性?女性?
浅井カヨさんは女性です。髪が肩より短く、少し面長ではっきりとした顔立ちのため、一部で「女装を楽しむ男性」だと思われていたようです。
ネットではなぜか“浅井カヨ 男性”という検索ワードがでてきますが…ちょっと失礼ですよねぇ( ;∀;)
女装を趣味とする男性は多いようですが、浅井カヨさんは歴とした女性です!
浅井カヨの年齢は?
浅井カヨさんは、大正65年(昭和51年)1月16日生まれ。愛知県名古屋市生出身です。
大正を使うあたりが浅井カヨさんですね♪昭和、平成と月日は流れていますが、ずっと大正時代を継承していきたいという強い思いがおありなんですね。
浅井カヨの旦那は誰?
浅井カヨさんの旦那様は、郡修彦(ごおりはるひこ)さんです。
昭和37年7月東京都生まれ。音楽史研究家。拓殖大学大学院修了(修士)。
作曲家・音楽評論家の故・森一也氏に師事。SPレコード時代の音楽史を一次資料の徹底した調査により解明し、CD解説書・新聞・雑誌・同人誌に発表。
SPレコードの再生・復刻で世界最高水準の技量を有し、200枚以上を世に送り出した。
企画・構成・復刻を手がけた『SP音源復刻盤 信時潔作品集成』で文化庁芸術祭大賞を受賞。
郡修彦さんも音楽を研究し、復刻させ、世に送り出すという古き良き時代を守り続ける貴重な人材。浅井カヨさんと出会い、人生の伴侶となったのは、まさに自然の流れですね。
浅井カヨといえばモガ!モガって何のこと?
浅井カヨさんといえばモガ。モガとは一体何を意味するのでしょうか?
モガって何?
「モダンガール(モガ)」とは、まだ女性の洋装が珍しかった大正末期から昭和初期に、流行のファッションや文化をいち早く取り入れ、新しい時代を謳歌した女性たちのこと。男性は「モダンボーイ(モボ)」です。
今でもモガという言葉はアパレル名などで使われています。現代のモガは、一流モデル、有名女優さんばかりではなく、ファッショナブルな服装に身を包む全女性たちのことを指すそうです。ということは…オシャレを愛する女性たちはみなモガなんですね♪
モガのファッションとは?
モガのファッションは、ひざ下の長めのスカート丈、あるいは「アッパッパ」の着用が特徴的。「アッパッパ」は夏服のひとつで、簡易服、清涼服ともいい、大きめのゆったりとしたワンピースのことで、「歩くと裾がパッパと広がることから付いた」と言われています。
頭には、フランスで1920年代、1930年代に大流行した頭にぴったりフィットする”釣り鐘型の帽子“「クローシェ帽」を身につけます。
アッパッパは、2011年度下半期に放送された朝ドラ「カーネーション」で話題になりました。主演の尾野真千子さんが無邪気な表情で「アッパッパや!」というシーンが今でも忘れられません。
モガファッションは今の時代にも通用するほどオシャレ。普遍的な美意識を感じさせます。
モガのヘア&メイクとは?
「クローシェ帽」を身につけるために、髪はショートカットまたは、北米で当時流行った「フィンガーウェーブ」のヘアスタイル。
目元を中心に濃いめのメークをしたら、モダンガールの出来上がり。
クローシェ帽は冬場に人気の帽子で、現代でも愛されています。
大正時代の帽子はオシャレの一部。日焼け防止、すっぴん隠しではなく、品格を高めるアイテムとして愛されていたのです。
モガ時代の再来?平成最後にモガ?
ファッション業界では、2017年あたりからモガ時代のファッションを取り入れていると言われています。
ひざ下の長めのスカートや、花柄のワンピースが多く取り入れられ、50代以降の女性たちはもちろん、若い女性たちからも人気を集めています。
流行は再びめぐってくるといいますが、本当ですねぇ♪平成最後の年に、モガが取り入れられているのは偶然なのでしょうか。古き良き時代の日本のプライドや美意識を取り戻すきっかけになれば…嬉しいですね。
浅井カヨに憧れる人が続出!浅井カヨの気になるあれこれとは?
浅井カヨさんに憧れる女性たちが急増しているとか。その理由につながる浅井カヨさんの気になるあれこれをまとめました。
旧字体を愛する浅井カヨ
浅井カヨさんは、文章に旧字体を使うことで人気なのです。
例えば、協会を協會、静かを靜か、大変を大變、言うを言ふ、今朝をけふ、など。
旧字体を使うことで、昔の言葉に興味を持つ人が増えたり、高齢の方々には懐古することに感謝されたりするそうです。
新しいことについ目を奪われがちですが、時代を振り返ると、知らなかった日本の良さに触れることができます。浅井カヨさんの深い知性を感じますね。
大正~昭和時代の生活スタイルを貫く浅井カヨ
「私の部屋では、夏は基本的に扇風機、冬は火鉢と石油ストーブだけ。電話をかけるときは黒電話、音楽を聴くのは蓄音機です。
食材を冷やすのは氷式冷蔵庫で、洗濯は、私は手洗いですが、主人は二層式洗濯機を使っています。
庭に七輪出して魚を焼いたり、火鉢に鉄瓶を置いてお茶を沸かしたりするのも、私にとってはごく普通のことなのです。『そんな生活は不便じゃないですか?』とよく聞かれるのですが、料理にしても大正から昭和初期に発行された雑誌を見てつくるので電子レンジは必要ありません。当時の本には電子レンジを使った献立なんてありませんからね」
上記のように語っていた浅井カヨさん。本当に古き良き時代を愛していることが伝わってきます。便利さに目を向けず、不便さを心から楽しんでいる姿が人々の心を惹きつけるのでしょう。
SNSを駆使してモガを広める浅井カヨ
「パソコンだけは持っています。全国の研究資料などを調べるときにどうしても必要です。そして日本のモガを多くの方々に伝えるためには、パソコンが必要不可欠なのです」
上記のように語っていた浅井カヨさん。なんだかカワイイなと思いました。
浅井カヨさんは大正~昭和時代の生活を実践しつつ、現代社会に欠かせないパソコンを持っていることを素直に認めています。便利さをすべて排除するのではなく、必要なものは使うという柔軟さが人気なのではないでしょうか。
和洋折衷住宅に住む浅井カヨ
結婚を機に、大正から昭和にかけて建てられた和洋折衷住宅の新築を計画した浅井カヨさんと郡修彦さんご夫婦。新居となる「小平新文化住宅」を2016年秋に完成させ、古きよき時代の家を現代によみがえらせたことで話題となりました。
昭和レトロな雰囲気の素敵なお住まい。住宅というより「お家」という言葉がピッタリですね。タイムスリップしたかのような懐かしさを感じさせてくれます。
「どんな家にするのかを二人で話し合って、大正から昭和にかけて建てられた和洋折衷の家を建てたいと意見が一致しました。
私は昔のものがとにかく好き。大正から昭和初期の日本のモダンガールのファッションや当時の文化に憧れ、その時代の暮らしを実践しているほどです。
主人も小さいころから古い建物に心惹かれて育ちました。そんな二人が思い描いた家とは、当然のように大正から昭和にかけて建てられた家だったのです」
上記のように家づくりについて語っていた浅井カヨさん。浅井カヨさんと旦那様の郡修彦さんの価値観がつまった素敵なお家ですね。浅井カヨさんの家を見て、「懐かしくて自然に涙が出た」という方も多いそうです。
「玄関の表札に『小平新文化住宅』とありますが、文化住宅とは、1920年代から1930年代にかけて建てられた一般向け住宅のことです。当時は欧米の文化が入ってきていますので、従来の日本家屋に洋風を取り入れた和洋折衷の家が都市部を中心にブームとなりました。
機能性がかなり向上していて、たとえばそれ以前の家だと水回りが家の離れにあることが多かったのですが、文化住宅では家の中にお手洗いを設けた一体型になっています。外観は映画『となりのトトロ』のサツキとメイの家をイメージしていただくとわかりやすいかもしれません。住みやすさを追求した中流以上の住宅という位置づけでした」
家に対する思い入れが深い浅井カヨさん。浅井カヨさんの小平新文化住宅の影響で、和洋折衷の家が増えたと言われています。
洋風の家が主流だった日本に、和洋折衷という組み合わせ文化が再び見直されるように。何かを排除するのではなく、残しながらオシャレで個性豊かな文化を創り出す浅井カヨさん。
他人軸ではない、自分をしっかり持った生き方に憧れる人が多いのではないでしょうか。
この記事のまとめ
浅井カヨさんに関する記事はいかがでしたでしょうか。
便利な世の中になりましたが、便利さゆえに大切なものを失っている気がしました。それは『手をかけること』です。
浅井カヨさんの発信を通して、できる範囲で古き良き時代の文化を取り入れながら生活してみたいと感じました。
以上、浅井カヨは男性?!年齢や旦那は?モガって何?憧れる人続出な気になるあれこれ!をお伝えしました。
コメント