今回は、女優・ライフコーディネーター・ラジオパーソナリティとして活躍されている、浜美枝さんについての記事をご紹介します。
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浜美枝はハーフって本当?
浜美枝さんは目鼻立ちがくっきりしていることから、若い頃からハーフなのでは?と言われることが多かったようです。
実際のところどうなのでしょうか?以下にまとめました。
浜美枝は日本人
浜美枝の出身は東京都で、実家はダンボール工場を経営し、兄が1人と、弟が2人という中で育った。
浜美枝は1943年生まれで、太平洋戦争の中生き抜いた女性。終戦後、戦地から帰った父は、精神的ダメージが大きく、働くこともままならない状態だったので、母が一家の働き手だった。
そのため、幼い頃から家事をしていたのは娘の浜美枝。戦後の動乱の中を必死に生き抜いた女性。
そのこともあり衣食住への思いが強くなったと言われている。
浜美枝さんは大変な苦労を経験されています。この幼少期の体験が今の浜美枝さんを作ったのでしょう。
浜美枝さんは常に笑顔でいることを心掛けていらっしゃいます。
「戦時中あまり笑えなかったから、その分笑いたいの」と語っていた浜美枝さん。深い言葉に胸が熱くなりました。
浜美枝は日本初のボンドガール!
浜美枝さんは、1967年公開の007シリーズ『007は二度死ぬ』(共演:ショーン・コネリー、丹波哲郎)で、日本人初のボンドガール役を演じ、国際的名声を得ることになりました。
日本人離れした美貌の持ち主・浜美枝
浜美枝さんは、1960年に女優デビュー。浜美枝さんの身長は164センチでその当時としては長身でした。
身長に加えて、小顔で目鼻立ちがくっきりした浜美枝さんは、女スパイ、殺し屋などをチャーミングに演じ話題に。この日本人離れした浜美枝さんの美貌が、ハリウッドの目に留まることになり、女優人生を大きく変えることになったのです。
浜美枝さんは本当に小顔。そして頭の形がとてもきれいなのです。骨格から日本人離れしているので、ハーフと間違われることが多かったのですね。
でも浜美枝さんとしては、「日本人なのにハーフなの?と何度も聞かれるのは辛かった」とのこと。
今はハーフタレントがブームですが、当時は珍しいことだったので、女性として傷つくこともあったのですね…。
ボンドガールになるべく厳しい英語の猛特訓!
浜美枝はボンドガールに抜擢されたものの、英語は全く話せなかった。そのため、英語の厳しい猛特訓がを受けたそうです。
英語を習得するためにイギリスにわたり、イギリス人女優から直接指導を受け、英語以外は話してはいけないなどのルールがあったとか。
英語以外にも、ボンドガールになりきるために、仕草、表情、話し方なども徹底したそうです。
努力の甲斐あり、完璧な英語を話せるようになったものの、しばらくはトラウマになったと言われています。
映画のクランクイン前の猛特訓…厳しそうですね。特に語学は発音が難しいので苦労されたと思います。
当時はごまかしがきかない撮影方法だったため、浜美枝さんは必死だったと想像できます。ボンドガールの色香ある微笑みの裏には、血のにじむような苦労があったのですね。
映画でもなんでも、作品の裏には、たくさんの人の汗と涙があります。
作品が出来上がるまでの歴史に思いを馳せて、真摯な気持ちで鑑賞しなくては…と思います。
ボンド役のショーン・コネリーとの関係は?
ボンド役のショーン・コネリー氏からは大変可愛がられました。
自分があの頃もう少し精神的に大人だったら、恋愛ということではないけれど、一緒にお芝居を観たりして楽しめたかもしれないですね。
あの頃はとにかく自分の演技で精いっぱいで、それ以外は余裕がありませんでした。
一回り年上のショーン・コネリー氏にとって、浜美枝さんは妹のような存在で可愛かったことでしょう。
必死に英語を学び、一生懸命撮影についてくるガッツがとてもよかった。日本人に対する意識が変わった。
後に語っていたショーン・コネリー氏。もう一度「007は二度死ぬ」を見返してみたくなりました。
浜美枝の渾身のギャグとは?
これは、浜美枝さんがギャグを披露したのではなく、芸人さんが真似したことが話題になっているようです。
2004年頃、めちゃイケの岡女運動会に、ビートたけしさんが出演し「コマネチ」を披露。
その後に、ナイナイの岡村さんが「ハマミエ」といって、浜美枝さんのボンドガールの時の水着姿をギャグにしたことが話題となったのです。
前章にも記述した映画「007は二度死ぬ」で、浜美枝さんはボンドガール役を演じ、水着姿を披露しました。
細身で手足が長い浜美枝さんの水着姿は、今でも映画ファンの間では有名なんです。そのこともあり、ギャグとして用いられたようですね。
ギャグに使うなんてちょっと失礼な気もしますけどね…。
浜美枝の現在の画像、生活は?夫と息子は?
浜美枝さんの現在の画像、生活、そして夫と息子さんについてまとめました。
浜美枝の現在の画像は?
浜美枝さんは御年74歳。とても若々しく人生をエンジョイされているのが伝わってきます。
浜美枝さんのショートはとても人気で、美容室で「浜美枝さん風のショートにしてください」というリクエストも多いそうですよ。
浜美枝の現在の生活は?
浜美枝さんの現在の生活についてまとめました。
古民家での生活を楽しむ浜美枝
浜美枝は、10代の頃から日本文化に深く興味を持っていたといいます。女優になってからもずっと、日本文化と農業を守る運動を行い、古民家の再生は浜美枝が持ち続けてきた夢でした。
浜美枝の箱根にある現在の自宅は、全国各地を旅しながら200軒以上見てきた古民家の中で、壊されようとしている12軒の柱や梁などを譲ってもらい、再生利用して建てた古民家「箱根やまぼうし」です。
都内の豪邸ではなく、箱根の古民家というところが、浜美枝さんの人間性を表していますよね。
そして家に名前があるところがカワイイ!家に対する愛情を感じます。
「すべてのものに命がある、だから名前をつけた」と語る浜美枝さん、素敵な考え方ですよね。
ラジオパーソナリティーとして活躍中の浜美枝
浜美枝さんは女優、エッセイスト、そのほかに、国土庁・農林水産省・食アメニティを考える会会長をはじめ、農政ジャーナリストとして各種委員会のメンバーも務めています。
特に1983年から続けているラジオパーソナリティは浜美枝の真骨頂とも言われ、多くのファンが彼女の声を慕っています。
戦争を経験し、衣食住についての考えを深め、生きることの素晴らしさを伝え続けている浜美枝さん。
ラジオでの浜美枝さんの声は本当に優しく、人の心の癒しとなっています。そっと語りかける声に涙を流すリスナーもいるそうです。
現在も文化放送ラジオ番組「浜美枝のいつかあなたと」(日曜10時半から11時)を担当されている浜美枝さん。
浜美枝さんの声を聴きながら、食についての知識を深める…心にビタミンを与える素敵な時間を過ごしてみませんか?
浜美枝の夫は?
浜美枝は、29歳の時に、アニメーションプロデューサーの金子満と結婚。
夫の金子満は、日本のコンピューターグラフィックスの父と呼ばれるほどの実績を持つ人物。
現在は、東京工科大学の大学院で教授をしている。
今でも夫婦仲良しと言われる浜美枝さんと金子満氏。お互いの仕事、生き方を尊重しあっている姿がうかがえますね。
浜美枝の息子は?
浜美枝には男2人、女2人の子供います。(長女、長男、次女、次男)
末っ子で次男の金子森(かねこしん)さんは、ワークショップや展覧会などを運営。
長女の令奈さんは、その隣にあるレストラン「やまぼうし」やアンティークショップのオーナーをしています。金子家は親子仲良しで、その人柄に惹かれて訪れる人が多いことで有名です。
上記写真は次男の金子森さんです。お父様似かな?端正な顔立ちですね。
4人のお子さんがいらっしゃる浜美枝さん。今でも家族全員仲良しで、長男さん、次女さんも遊びに来られるそうですよ。
まさに理想の家庭という感じですよね。幼い頃に苦労して家を守り、女優になってからも努力努力の時間を過ごしてきた浜美枝さん。
浜美枝さんが歩いてきたすべての時間が、浜美枝という魅力ある人間を作り上げ、周囲の人を幸せにしているのでしょう。
人に還元する生き方をされる浜美枝さん…素敵な生き方ですね。
この記事のまとめ
浜美枝さんについての記事はいかがでしたか?
年齢を重ねることは楽しいこと、孤独は怖くない、そのようなことを伝えている浜美枝さん。
浜美枝さんの存在が、「人生は楽しい、生きるって楽しい」と思う人を増やしていきそうで心が温かくなりました。
以上、浜美枝の現在の画像は?ハーフって本当?渾身のギャグは?夫と息子は?についてお届けしました。
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