【死亡説はデマ!?】田中裕子は2024年現在も演技派女優として活躍中!?

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日本を代表する演技派女優・田中裕子さんの現在はどんな状況なのでしょうか。現在も豪邸と言われている自宅に住んでいるのか、調べてみました。

実は田中裕子には死亡説が囁かれていた!?

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まだまだ現役で女優を続けている田中裕子さんですに、なんとも失礼な話ですが、実は難病指定の大病を患い入院しそして死亡したという、所謂「死亡説」がまことしやかに囁かれていました。なぜそのような噂が浮上したのでしょうか。

田中裕子死亡説の真相

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2023年に、実は田中裕子さんが亡くなっていたことを紹介する動画がネット上にアップされ、ちょっとした話題になりました。

もちろん田中裕子さんは現在も存命ですので亡くなってはいません。動画内でも田中裕子さんが死亡していると明確には語られていないものの、そのタイトルが非常に悪質で、動画のコメント欄は荒れに荒れまくりました。

その問題の動画のサムネイル画面とタイトルがコチラです。

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動画のタイトルもサムネイル画像も非常に悪質な作りで、何も知らずに見かけると田中裕子さんが死亡していると勘違いしてしまいますよね。

動画では田中裕子さんと沢田研二さんとの出会いから結婚に至るまでのストーリーが紹介されているだけで、田中裕子さんが亡くなったことや大病を患ったといったことについては、一言も出てきませんでした。

しかしながら、田中裕子さん御本人ではなく、田中裕子さんのお父さんが亡くなったことについては触れられていました。よってこのサムネイルは「田中裕子さんのお父さんのお父さんが死去」といったタイトルをあえて田中裕子さんが亡くなったとミスリードさせるように意図的なデザインがされているものと考えられます。

コメント欄も「失礼すぎる」「訴えられろ」「名誉毀損だ!」といった非難のオンパレードでしたが、作成者としてはそういったアンチコメントすら再生回数の元になるため、こういった悪質な動画が後を絶たないように感じます。見ないのが一番なんですけど、やっぱり気になっちゃいますよね。

田中裕子は病気を患っていた!?

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女優の田中裕子さんは病気を患ったというニュースはありませんが、そう言われるようになったのには理由がありました。

なんと、女優の田中裕子さんと同姓同名漢字まで全く同じな、46歳で美容師をしている田中裕子さんという方がいらっしゃいます。田中という苗字や裕子という名前もどちらも単体ではそこまで珍しい名前ではありませんので、同姓同名な方が出てくることは少なくないと考えられます。

この美容師の田中裕子さんは、日本ボディビル・フィットネス連盟(JBBF)主催の年齢別日本一を競うコンテスト「オールジャパン・マスターズフィットネス・チャンピオンシップス」にビキニフィットネス45歳以上160センチ以下級5位入賞という実力者。田中裕子という名前ボディビル系のコンテストに出場しているというだけでインパクト絶大です。

こちらがその美容師の田中裕子さんの画像です。

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その美容師の田中裕子さんが、実は国指定難病である潰瘍性大腸炎を患いながらも競技を続けているということで話題になりました。潰瘍性大腸炎といえば、安倍元総理と同じ病気ですね。

このことから、同姓同名である女優の田中裕子さんが病気と勘違いされたのではないかと考えられます。

田中裕子の現在の活動と活躍ぶり

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映画やドラマに出演するたびに、その演技力で唯一無二な存在感を発揮する女優・田中裕子さんの気になる現在の活動内容やその活躍ぶりをいくつかご紹介したいと思います。

仕事内容

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2023年に公開された映画「怪物に、小学校の校長先生役で出演しました。主人公の息子達が学校で体罰を受けたことで対応を求めても、田中さん演じる校長先生はマニュアル通りの冷たい返答しか返さない冷酷な姿を演じるその姿は、まさに「怪物」の名にふさわしい存在感でした。

監督は是枝宏和さんで脚本は坂本裕二さん、そして音楽を担当した坂本龍一さんにとっては遺作となったこの「怪物」は、カンヌ国際映画祭で脚本賞とクィア・パルム賞を受賞するなど、2023年の邦画でもヒット作となったのです。

2022年公開の映画「千夜・一夜」では、主人公の若松登美子役で出演しました。北の離島で失踪して帰らない漁師の夫をひたすら待ち続けるという女性で、この難しい役柄を田中さんは圧倒的な存在感で演じたのです。

複雑な人間の感情を鋭く表現したヒューマンドラマであるこの作品は、公開された映画館が限られた形ではありましたが、高い評価を受けた作品となりました。

2020年にNHKで放送されたドラマ「太陽の子」では、主人公の兄弟の母親である石村フミを演じました。夫を亡くして女手一つで、原子物理学の研究者と陸軍士官の兄弟を育てた母親を演じた田中裕子さんは、ここでも高い評価を受けました。

その後、ドラマとは異なる視点で描かれた映画が、2021年に公開されています。

年収

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田中裕子さんの年収はさすがに公表されていませんが、「おしん」でのヒットから常に第一線で活躍されてきた女優さんなわけですから、並大抵の金額ではないものと推測されます。

映画の出演料は、映画の規模や予算、配役の重要度によって異なります。一般的な映画の主演は300万円以上、ハリウッドで活躍するような有名女優・俳優となると1,000万円を超えると言われています。

しかしながら田中裕子さんクラスになると、やはり1000万は越えてくるのではないかと思われます。となるとそれ以外の出演料なども考慮するとかなりの額になるのではないでしょうか。あの演技力を見ているとそれ以上貰っていても不思議はないように思いますね。

女優・田中裕子について

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日本を代表する女優として長く活躍している田中裕子さん。女優・田中裕子についてまとめました。

才能を見出された田中裕子

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1978年、明治大学在学中に文学座に入り、女優活動をスタート

1979年、NHKテレビ小説『マー姉ちゃん』で主役の妹役としてデビュー。

1981年、映画『ええじゃないか』『北斎漫画』で日本アカデミー賞最優秀助演女優賞、新人俳優賞を受賞

デビューした翌年にNHKの朝ドラに出演した田中裕子さん。大型新人として注目されました。

今よりずっと朝ドラファンが多かった昭和。SNSはなくてもNHKに直接苦情の電話や手紙が殺到していた時代でした。

新人の演技に対する厳しい意見が多い中、田中裕子さんの演技は評価が高く、幅広い世代に愛される女優へと成長します。

NHK朝ドラ「おしん」で大ブレイク!

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1983年、連続テレビ小説『おしん』で主役を演じ、アジアやイスラム圏を中心として世界的な有名女優になる。

日本での『おしん』の平均視聴率は52.6%、最高視聴率は1983年11月12日放送(第186回「戦争編・東京の加代」)の62.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)であり、テレビドラマ史上最高視聴率である

「おしん」は今でも人々の記憶に残るドラマとして有名です。今現在も海外で「おしん」が放送されるほどの人気です。

特にイスラム圏の外国人に「おしん」は人気。親のために、家のために自分を犠牲にしながら生きる、おしんのひたむきな姿が心を打つようです。

「おしん」の子供時代は、女優・小林綾子が熱演し、多くの人の涙を誘いました。そのため、成人したおしんを演じる女優へのプレッシャーは計り知れなかったと言います。

周りの心配をよそに、田中裕子さんは、堂々と成人したおしんを演じました

「私は私。幼少期のおしんを受け継ぎながら、今度は私がおしんを作り上げる」

こう語っていた田中裕子さん。「幼少期のおしんがよかった」「大人になってからのおしんはおもしろくない」こんな声がなかったといえばウソになりますが、田中裕子さんはそんな世間の声を黙らせるほどの圧倒的な演技力でした。

質の高い作品に出演し、日本を代表する女優に

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2005年(平成17年)には映画『いつか読書する日』『火火』でキネマ旬報ベスト・テン主演女優賞受賞

2010年(平成22年)のドラマ『Mother』で第65回ザテレビジョンドラマアカデミー賞助演女優賞受賞

同年11月、紫綬褒章受章。2013年(平成25年)には映画『共喰い』『はじまりのみち』でキネマ旬報ベスト・テン助演女優賞受賞

おしんの後も、コンスタントにドラマや映画に出演し続ける田中裕子さん。

大ヒット作品のあとは人気が低迷する女優も多い中、田中裕子さんは自分の演技、女優論を貫くことで確固たる地位を築き上げます。

「若い女優さん、俳優さんを育てる側にもまわりたい。お母さん、おばあちゃん役も楽しいですよ。私にしかできないと思って演じています」

時代を築いた女優が母親、祖母役を演じるのは、プライドが許さないといった声も多いのですが…田中裕子さんは楽しんで演じているのが伝わってきます。心から女優という職業を愛していらっしゃるのでしょう。

田中裕子の若い頃がかわいい?田中裕子の魅力とは?

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田中裕子さんの若い頃がかわいいと話題になっています。特に、今の若い世代からの「かわいい!」という声が多い田中裕子さん。彼女の魅力にせまってみました。

儚げな笑顔と大胆な演技

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田中裕子さんは若い頃、儚い笑顔、タンポポのような笑顔が人気でした。ほわっとした雰囲気の中にある芯の強さが魅力でした。

少女の笑顔を見せかと思うと、大胆な演技もできる。そのギャップに多くの男性は心を奪われたのでしょう。

今の女優さんでいうと、黒木華さんが近い気がしています。バラのような美しさではなく、たんぽぽのような愛らしさがある田中裕子さん。

可憐な少女と妖艶な大人が同時に存在する女優さんだと思います。人を引き付けるしっとりとした品のある色気は、同性からも憧れられる存在ですね。

にじみ出る知性

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藤女子短期大学中途退学し、明治大学文学部演劇学科卒業。学位は文学士で卒業論文は「女優論」

田中裕子さんは知性派女優なんですね。この時代、大卒の女優さんは珍しい存在でした。

どんなに忙しくても学業を疎かにしなかった。女優という仕事には知性が必要だと思っていたから。若さは一瞬だけど、学んだことは自分の財産になる。時間とともに深まるのが知性だと思います。

田中裕子さんの言葉、今になりとても心に響きます。若さだけに頼ると、年齢と内面が追い付かなくなってしまいます。

若い頃はもちろん、年齢を重ねるたびに輝いている女優さんは、もれなく内面を磨いている方ばかりです。

老いを受け入れつつも、少しだけ抵抗。そして中身を深める」…そんな知的な田中裕子さんの生き方を真似したくなる女性が多いのも頷けます。

田中裕子の旦那は沢田研二!

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田中裕子さんの夫は、歌手の沢田研二さんです。でも2人の結婚は山あり谷ありで決して平坦な道のりではありませんでした。

2人の出会いは?

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1982年映画「男はつらいよ 花も嵐も寅次郎」の共演が2人の出会い。意気投合し2人は熱愛に発展。

人気女優と中世的な魅力を放つ人気歌手との熱愛…だったのですが…沢田研二さんはこの当時既婚者だったのです。

不倫を乗り越えて結婚した2人

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糟糠の妻を裏切ったと報道され、沢田の人気は急落。ファンクラブが解散に追い込まれるなど歌手生命の危機に。

でも田中裕子は動じることなく肝が据わっていた。マスコミの執拗な取材にも負けることはなかった。

1980年代は、マスコミの報道が非常に激しく、芸能人は四六時中追い回されていた時代。(今はマスコミの報道より、SNSでの拡散のほうが怖いですけどね…)

どんなに周りからバッシングされても仕事を休むことなく、目の前のことを淡々とこなしていた田中裕子さん。柔らかい笑顔の奥にある芯の強さを感じます。

「私は絶対に結婚する。あきらめない」

このようにマスコミの前で宣言したこともある田中裕子さん。最近でも似たような不倫報道がありましたが…田中裕子さんのほうが肝が据わっていますね。

沢田が前妻に莫大な慰謝料を支払い、1987年離婚が成立。1989年2人は結婚。世間からのバッシングは徐々に収まり、祝福する声も聞かれるようになった。

世間からのバッシングで別れる男女もいますが、田中裕子さんと沢田研二さんは見事に乗り越えました

田中裕子さんの意思の強さ、そして身一つになっても田中裕子さんと結婚しようと行動した沢田研二さんの姿に世間も納得したのでしょう。

2人の愛は世間の波も変えたのですね。きっとたくさん涙を流してこられたのではないでしょうか。

この経験も、田中裕子さんの人間として、そして女優としての幅を広げ深めたと言えるでしょう。

田中裕子の子供は?

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田中裕子さんと沢田研二さんの間にお子さんはいらっしゃいません

沢田研二さんは前妻との間にお子さんが一人いらっしゃいますので、その子に配慮したのでは?とも言われています。お子さんとの家族関係は悪くはなさそうですね。

田中裕子の現在の自宅は大豪邸!?

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田中裕子さんと沢田研二さんご夫妻の自宅は、神奈川県横浜市中区の高級住宅街にあると言われています。

みなとみらい線の元町・中華街駅の元町口方面にある「アメリカ山公園」の近くにあるそうです。高級住宅街で大きな家が並んでいますが、中でも一際目立つほどの豪邸が田中裕子さんの自宅です。

実際自宅がすごいのかはわかりませんが、よくお二人で、元町付近を歩いている姿を目撃されています。

このことから、元町の豪邸に住んでいるのでは?と噂されているようです。お二人とも有名人なので、セキュリティーがしっかりした一戸建てのようです。

素敵な邸宅なのでしょうね。さすが芸能人!

この元町付近を歩くと、かなりの確率でお二人に遭遇するそうですよ。でもプライバシーを侵害することなく、そっと見守りたいですね。

仲良し夫婦として有名

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「朝おふたりで散歩されたり、ジュリーさんが外出する時は必ず田中さんがお見送りに出てきます。

逆に田中さんが出かける時も、ジュリーさんが玄関まで出てきてね。本当に仲良し。ふたりで中華街に行くことも多いです。お子さんがいないからか、夫婦の時間が多いんですね。

ジュリーさんは家事も率先して手伝う方で、ゴミ出しは彼の仕事です。太っちゃったから、彼だと気づかない人もいるけど(笑い)」

なんだか微笑ましい話ですよね。バッシング期間は悪夢だったと語っていた沢田さん。穏やかな人生を手に入れて幸せなのでしょう。

ジュリー(沢田研二の愛称)は、まぁよく飲むんですわ。ホタルイカの干物をつまみに日本酒をきゅーっと。田中さんはそんなジュリーを隣でニコニコと見ている。円満夫婦だなぁと感心します

「飲みすぎよ!」なんて言わないところが田中裕子さんらしいですね。

まぁ、沢田研二さんは確かに太ったけど…でもそれが人間ですよねぇ。変化するのが人間。それを恐れていたら人生楽しめませんよね。

結婚して良かったと思いますね。独身でいるのと、両方やってみられたら一番いいんでしょうが(笑)。多分結婚しないでこういう仕事をしていたらしんどかったと思います。背負う荷物も、一人だと大変ですが、結構助けてもらっていると思います

田中裕子さんが可愛らしい笑顔で答えている姿が目に浮かびます。本当に幸せなのでしょう。

田中裕子さんは結婚して、さらに笑顔が柔らかくなったと思います。バッシングから一転、自分の気持ちを大切にし、愛する男性と生きている田中裕子さんは世の女性の憧れの存在となりました。

今でも第一線の女優として活躍しているのは、沢田さんの存在があるからでしょう。どんな自分も受け止めてくれる人がいるって幸せなことなんですね。

2018年1月10日からスタートした、現在放送中のドラマ「anone」では、林田亜乃音役を熱演中の田中裕子さん。主役の広瀬すずさんを育てつつ、独自の魅力でドラマを底上げされています。

これからも日本を代表する女優として活躍していただきたいですね。

コメント

  1. 桜梅桃李 より:

    この記事を書いていらっしゃる方にこそ知性を感じます。
    12年も前に観た蒼穹の昴を再び鑑賞し感動が蘇りました。その素晴らしさから、俳優陣、裏方さんらの事をあれこれ辿っている中、こちらの記事に行き当たりました。
    田中裕子さんという人物が全方向から照らされて、感じていた魅力を更に不動のものにしていただき、自分をも引き上げられる感じがしています。感謝。

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